ウロストミーのヒント

ウロストミーは、尿路の疾患部や損傷部を取り除いた後、ストーマを介して尿を体外に排出できるようにする手術です。¹

さまざまなウロストミーの詳細については、こちらをご覧ください。

ウロストミーでは、尿が作られるとストーマに流れるため、ストーマ装具が必要となります。尿はどちらの方向にも移動し、逆流することもありますので、すべての尿路用ストーマ装具には、逆流防止弁とストーマ袋の底には排出口があり、1日中何度でも中身を空にすることができます。

役立つヒント

• ウロストミー造設術をしている場合でも、ストーマは粘液を生成します。粘液はストーマに由来するのが一般的です。
• 長期使用できる皮膚保護剤（面板）をお使いになってみてはいかがでしょう。尿にさらされても傷まず、皮膚を過度の湿気に長時間さらされないように設計されています。水分を吸収した面板開口部周囲で、皮膚保護剤が膨らんでいることに気付くでしょう。これはタートルネッキングと呼ばれます。タートルネックは、皮膚保護剤の長期装着によるものです。
• ウロストミー用の装具を使用する。コロストミーや回腸瘻造設とは対照的に、ウロストミー用装具は、ストーマに尿が接触しないようにデザインされています。
• ストーマ袋の内側やストーマ周辺の皮膚に、薄い紙のような皮ができることがあります。これらは、尿が非常にアルカリ性であるか、皮膚保護剤の装着が不十分な場合に発生する結晶です。皮膚保護剤が正しく密着しているか確認してみてください。成形可能な皮膚保護剤はフィット感を提供します。
• ストーマ周囲のスキンケアの基本手順に従います。残留物のない石鹸を使用して、ポーチの有無に関わらず、通常通り入浴またはシャワーを浴びる。ポーチを交換するたびに、気孔周囲の皮膚に異常な色がないか、発疹や故障などの皮膚の炎症がないか調べます。
• 液体をたっぷりと飲む。液体は尿の酸性を保つのに役立ちます。栄養に関するアドバイスの詳細をご覧ください尿道瘻造設術を併用している場合
• 新たに保護具を購入する必要はありません。泌尿器科のポーチは、ほとんどの衣服の下には見られません。オストミーシークレットの特別なオストミー製品の下着やアパレルを使用すると、自信が持てるようになります。 ^＆reg; 。

1. Taylor, P. An introduction to stomas: reasons for their formation. Nursing Times. Vol 101; p 63-41