ウロストミー手術

ウロストミーは、尿路の病気や損傷した部分を取り除いた後、ストーマを介して尿を体外に排出できるようにする手術です。 ¹

ウロストミーでは、尿が生成されるとストーマから排出されるので、ストーマ装具が必要となります。すべての尿路用ストーマ袋の下部には排出用のタップがついており、いつでも袋の中を空にすることができます。

回腸導管
回腸導管は、よく見られるタイプのウロストミーです。病気やけがのために膀胱を摘出しなければならない場合、回腸導管が造設されることがあります。

回腸導管は、回腸の一部を切断してその切断した回腸を尿の導管として用いるストーマ造設術の一つです。尿管はその導管（回腸）に連結されます。導管の一方の端は閉じられ、もう一方の端はストーマとして腹部に開口します。

尿管皮膚瘻
尿管皮膚造瘻術の場合には、尿管の片方か両方を腎臓から腹壁に付け替えて、ストーマを造設します。
尿管皮膚瘻は尿管を体表面に直接導き、ストーマとして腹部に開口、そこから尿が常時排泄されます。 ^{1 2}

1. Taylor, P. An introduction to stomas: reasons for their formation. Nursing Times. Vol 101; p 63-4

2. Cleveland Clinic: Clevelandclinic.org. 7/2019. Accessed 11/2022. https://my.clevelandclinic.org/health/treatments/17777-ureterostomy